今日は指数分布と100α%分位点の問題を解きたかったので、追加問題を解きました。1級の統計応用のことを考えると、次は7章の解きなおしでもしようかなと思ってます。
(1)は指数分布のモーメント母関数の問題ですね。
まず指数分布は
なので
最後の変形はが指数分布の総和=1であることを用いました。またモーメント母関数におけるtは極小であるのでが成り立ちます。
(2)はモーメント母関数を使うだけの問題ですね。
(1)で求めた結果を使えば、微分して0を代入することで
分散は2回微分して0を代入したものから期待値の2乗を引けばよいので
となります。
(3)は100α%分位点を求める問題です。まず分布関数F(x)は確率密度関数を積分すればよいので
となります。ここでxがをとるとき、その確率が1-αとなるわけなので
となります。
最後の(4)は条件付きの期待値の問題です。
なので、条件となる確率を分母にもってこれば良く、その確率は
となります。
よって答えは
です。最後の変形は部分積分を用いました。
条件付き期待値についてこちらのページが参考になります。
条件付き期待値,分散の意味と有名公式 | 高校数学の美しい物語
次は7章を解いていこうかなと思ってます。
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