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現代数理統計学の基礎 6章 問10-1

頑張ってLatex使って書いてみよう、という気持ちで問10。

指数分布の問題。

まず(1)、μとσの2つの母数に関しての十分統計量の問題。

定義関数を用いつつ、同時確率密度関数を出します。

あとからU=X(1)をくくりだすために一旦式の中に作り出します。

\[
\prod_{i=1}^n f(x_i | \mu, \sigma) \\
= \frac{1}{\sigma^n} \exp\left\{-\frac{1}{\sigma} \sum_{i=1}^n (x_i – \mu) \right\} I(x_1 > \mu, x_2 > \mu, …, x_n > \mu) \\
= \frac{1}{\sigma^n} \exp\left\{-\frac{1}{\sigma} \sum_{i=1}^n (x_i – x_{(1)} + x_{(1)} – \mu) \right\} I(x_1 > \mu, x_2 > \mu, …, x_n > \mu)
\]

これを変形して、\( i=1 \) の部分を和からはじき出します。

\[
\frac{1}{\sigma^n} \exp\left\{-\frac{n}{\sigma} (x_{(1)} – \mu) – \frac{1}{\sigma} \sum_{i=2}^n (x_{(i)} + x_{(1)}) \right\} I(x_{(1)} > \mu)
\]

\( T \) は結局 \( i=2 \) のときから考えればよいので(\( i=1 \) のときは \( X(i)-X(1) \) で0になる)

\[
\frac{1}{\sigma^n} \exp\left\{-\frac{n}{\sigma} (U – \mu) – \frac{1}{\sigma} T \right\} I(U > \mu)
\]

となります。

これで \( U, T \) が \( (\mu, \sigma) \) の十分統計量であることが示されました。

Latexのエラーが出すぎて心折れてきたので(たったこれだけの記事で1時間かかった・・・)ここで終了します。

溜まったエラーたちをどこかの記事でまとめて放出します。

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