以前紹介した瞑想実践アプリ「headspace」ですが
Basicsコースの10回分が終わったので実感含めた感想を書いてみます。
前回記事はこちら
瞑想アプリ「headspace」を始めてみた – 脳内ライブラリアン
体験期間について補足しておくと
一週間は無料体験期間であるため全てのコースが使えます。
その後はBasicsの1コース目(瞑想10回分のバリエーション)のみを
使い続けることができます。
なので最初の1週間でもっと別のコースをやっても良かったのですが
そもそも基礎もできてないのでBasicsのみ結局やり続けてました。
マインドフルネスの効果として
「insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力」では10日間の集中トレーニングの結果から
トレーニング直後から数週間経っても内省が減り(これは悪い意味での内省ですが)
怒り、落ち込みも減少、集中力・記憶力の持続時間が向上した
というデータが紹介されています。
ちなみにこの本はニューヨークタイムズでベストセラーを出している
ターシャ・ユーリックという組織心理学者の方が書かれた本で
マインドフルネスに対して著者本人はやや懐疑的な視点から
入っており面白いのでお勧めです。
内容の主題は少し別ですが。
で、headspaceを実践してみてどうか。
さすがに10日間”集中”ではなく、1日5分~10分程度だったので
特に何も変わりませんでした。
しいて言えば
不安なことが頭の中でぐるぐる回ってしまう時に
「あー同じことずっと考えてるなあ」とか
「自分はこれが不安なんだなあ」と気づくことは増えました。
マインドフルネスは自己認識をする練習であり
メタ認知の面では良い作用があると言われています。
集中力は激変は感じないですが、調子は悪くはないですね。
今後また1カ月ほど続けてみて効果のほどを記載してみようと思います。
headspaceの内容ですが、それぞれのレッスン毎
(1コースが10レッスンから成っている)に
注意すべき点を事前にレクチャーしてくれるのが良いです。
「頭に浮かんでくることは通り過ぎる車のようなものなので
追いかけずに座って眺めましょう」
「浮かんでくることは雲のように眺めていますが
空(自己)は常にそこにあるので、変わらないものを認識しましょう」
というように具体的なイメージとアニメーションで
伝えてくれるのが実践的で良いですね。
家事と育児があると実際静かに過ごせる時間がないので
夜か朝の5分ぐらいでやってますが
それでも何とかやれるのがマインドフルネスのいいところでしょうか。
ただ、夜やるとかなりの確率で寝落ちするのでご注意を。
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