今日もTEDによるリスニング自習記録をまとめます。
内容は「自宅での医療」というテーマ。
聞き取りにくかった単語/表現と解説
intense smell ひどいにおい
a fact of life (厳しい現実のなかでの)事実
sparsely populated まばらに人が住んでいる
rural area 田舎
medical errors 医療過誤
how obsolete our hospital system is 病院の
4 in 10 10人中4人
We are short 125,000 nurses 125000人の看護師が不足している
is still ahead of us いまだに我々の前にある
agile 機敏な
foreseeable future 予見できる未来
at the heart of the issue 問題の中心
that is where we’re headed それが我々が向かっているところである
“sparse”は論文でも「報告がまばら、稀」という意味でよく見ますが、副詞にするとpopulatedもしくはfurnishedが組み合わされやすいようです。sparsely furnished living roomなんて表現もクラスターの中でトップに来てました。また、ここで使われているpopulatedはまばらというよりもむしろ、populated areaという形で「人口過密地域」の表現によく使われるようです。most populated cities, most populated areaなどがよく例としてみられます。
“obsolete”は使い古された、廃れた、という意味なようで、google検索したら最初に虚淵玄原作のアニメが出てきました(笑)。obsolete in ten yearsなどinとつなげて、いつ廃れていったのか、という表現をされることが多いようです。traditionalも共起表現として出てくるようですね。
“agile”は機敏なという意味ですが、頭脳とか知識的な意味合いでも使われるものと思われます。コーパスのクラスターで多かったのはagile developmentだったのですが、これはそういうソフトウェアの開発手法があるようです。
コーパスの話はこちら
感想
動画の中で、日本では10人中4人の医師がバーンアウトする、という話がありましたが、これは実際働いていると身に染みる話ですね、、、。どこまでをバーンアウトというか分かりませんが、実際のところ、同期で働いていた人たちのうち何人かは、仕事を離れてみたり、精神科に通院されたりしているように思います。
こうした問題は企業とて同じだとは思うのですが、医療については(恐らく)企業よりもさらに改善のための方策が立てられにくいことが悲しいところですね。
ただでさえ、患者が増える一方で人手が足りていないのに、勤務状況の改善なんて無理という先入観もありますし、医師における上司にあたる人(市中病院など)は診断・治療といった能力はあっても、必ずしも仕事をうまくマネジメントして効率化を図る能力を持っているわけではないことも問題のひとつではある、と思います。
自宅医療が全ての解決策とまでは確信できませんが、バーンアウトを減らして過度の仕事の負担を減らせるように、システムを変えることは望まれます。
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