進みたい大学院や論文を書く関係でいよいよ英語の必要性が高まってきたので、勉強法や医学英語についての記事も書こうかなと思います。
今日はネットで発見して、「知っておいて良かった」と思えたpodcastのスクリプトの作り方とおまけに臨床系主要ジャーナルのpodcastをお伝えします。
目次:
Googleドキュメントを使ったpodcastのtranscript作成方法
英語のpodcastってリスニングの勉強にすごく役立ちますよね。内容も多種多様なので自分の学びたいことに合わせたpodcastが大抵1つ2つはあるんじゃないかと思います。
ただ、問題なのは内容を文字に起こした原稿(=transcript)がないものも多いことです。聞き取れなかった箇所の単語がどうしてもわからない・・・。そうなるとリスニング力の向上の障壁となります。
そこで、音声入力機能を活かしたtranscriptの作成方法を紹介します。(ちなみに、Windows10の場合です)
①Googleドキュメントを開く
Google版のwordファイルみたいなやつです。グーグルアカウントがあれば利用することができます。
②transcriptに書き起こしたいpodcastの音声ファイルを準備する
書き起こしたスクリプトが欲しいpodcastの音声ファイルをダウンロードしておきます。たいていは配信元のサイトからダウンロードできるようになっていると思います。
③マイクの設定を「サウンドミキサー」に変える
1.画面右下のスピーカーアイコンを右クリックします
2.出てきたサウンドの画面下からサウンドコントロールパネルへと移動します
3.コントロールパネルの上方のタブで録音を選びます
4.サウンドミキサーと言う項目があれば大抵「無効」になっていると思いますので、「プロパティ」から入って、「有効」に変えます
こうすることで、パソコン内で再生した音声を直接的に音声入力に導くことができます。(マイクを通してだと外部の音がノイズとなるため)
④Googleドキュメントで音声入力を行う
先ほど開いたgoogleドキュメントの「ツール」タブに音声入力の項目があります。
ここを押した後、transcriptを作りたいpodcastをWindows Media Playerなどで再生します。すると、、、
このように凄い勢いで大量の音声が書き起こされていきます。
読み込みの時間があったりすると若干の遅れが生じたり、聞き間違いも多少あることと、ピリオドや改行をしてくれないのが難点ですが、それでもないよりはかなり良いと思います。8-9割ぐらいは正答している印象です。
ぜひ、英語学習にお役立てください。
臨床系主要ジャーナルのpodcast
4大ジャーナルと言われるジャーナルのpodcastを紹介します。
臨床系の主要ジャーナルのpodcast達です。Lancetはなぜかリンクが見つかりませんでしたが、あります。
JAMAやLancetは各専門科ごとに分かれたものもあるので、例えば神経内科であれば”lancet neurology podcast”などで検索していただけると見つかります。
NEJMとJAMAは雑誌全体の研究と内容の紹介になるので、ざっと新しい記事が何かを知ることができます。概要をざっと紹介するもののほうが、比較的ゆっくり聞き取りやすく読んでくれるので、日本人にはありがたいです。
対して、LancetとBMJはざっとした概要の紹介ではなく、各論文やテーマごとに解説、専門家へのインタビューなどを行う形なので、インタビューは音質の悪さとスピードが相まって非常に聞き取りにくいです。これが聞き取れればリスニング能力は十分だと思いますが、、、自分はまだまだなのでtranscriptに起こして、精進しようと思います。
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