問8の(2)をやります。最尤推定量の問題です。
まず、αの最尤推定量は尤度関数と条件から決まります。
(1)で見たように、条件からαはX>αでないといけないので
となります。
同時確率密度関数は
ですので、αができるだけ大きければ尤度も大きくなることがわかります。よって
となります。
2017年の統計検定1級問2(1)と似たような問題ですね。検定の問題でも気になっていたのですが、不等号が等号を含んでないのに、解答がイコールで繋いだもので良いのかがずっと気になってます。なぜこれが許されるのか誰かわかったら教えてください・・・。
続いてβの最尤推定量です。
これは対数尤度関数を微分して、をαに代入します。
とすると
となります。
コメントを残す