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今回は四分位範囲(Interquartile Range; IQR)と、その活用例である箱ひげ図についてです。
RCTの論文のtable 1としてよくみられるBaseline Characteristics of study participantsにはIQRが記載されていることが多いですね。
動画内の補足になりますが、四分位範囲の算出方法や箱ひげ図にはバリエーションがあって、使う統計ソフトによっても様々なようです。
四分位範囲は、動画で紹介した方法の他に25パーセンタイル値や75パーセンタイル値を、データ数をnとして
という方法で何番目に当たるかを計算し、そこに当たる数値をさらに計算する方法もあります。
例えばこの計算で25パーセンタイル値が4.8番目となった場合、4番目が40と5番目が50であれば
というように計算します。説明するには煩雑ですね(汗
箱ひげ図と外れ値についても同様に様々で、25or75パーセンタイル値+3.0IQRを外れ値とするものもあったりするようです。
いずれにしても概念は大きく変わらないので、ざっくりと知っておけば論文を読む分には問題なさそうです。
次回は推測統計の話をやっていきます。
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