【必要な、重要な】important/ necessary/ crucial/ essential/ mandatory/ imperative/ indispensableの違い【医学論文の英語表現】
Backgroundで目的の重要性を語る場合やdiscussionで結果の重要性を語る上で欠かせない「必要な」「必須な」「重要な」といった意味で使われる形容詞について、勉強してみます。頻繁に使われるのはimportant...
Backgroundで目的の重要性を語る場合やdiscussionで結果の重要性を語る上で欠かせない「必要な」「必須な」「重要な」といった意味で使われる形容詞について、勉強してみます。頻繁に使われるのはimportant...
母数モデルに続いて変量モデル(変量効果モデル・ランダム効果モデル)と言われるメタアナリシスの方法について、統計数理的な観点から見ていこうと思います。 大まかな流れは2021年の統計検定1級応用、医薬生物学の問4をみるとわ...
混合効果モデルを考える上で有用な制限付き最尤推定(REML; restricted または residual maximum likelihood)というものがあります。調べてもなかなか内容が出てきにくいの一度書いて勉強...
今回は違いを示す単語であるdifference, discrepancy, disparity, distinctionについて勉強してみます。 単語の意味と共起表現 ・differnce the way in whic...
今回は「主に」「概ね」「もっぱら」などの表現で使われる副詞の違いについて調べていきます。 単語の意味と共起表現 さて、まずは単語の意味を調べていきます。 ・largely almost completely ・predo...
今回は臨床試験や観察研究でも欠かせない「評価する」という表現についてです。研究は基本的に知りたいことを「評価する」ものなので、backgroundを語るときには欠かせないと思います。 関連する単語としてアセスメント、バリ...
2021年の過去問でもメタアナリシスを題材にした問題が出題されていました。 こうした問題は誘導するような小問が多いと思うので、流れが分かっていれば得点しやすいように思います。そこで、今回は母数モデルでの代表的なメタアナリ...
医療統計YouTube更新しました。第9回からはシリーズ「ランダム化比較試験を吟味する」ということで、いよいよ実践的な臨床試験の読み方について学んでいきます。 第1弾のテーマは「真のエンドポイント・代用エンドポイント」 ...
臨床研究の論文で時折見かける”consecutive patients”という表現ですが直訳すると「連続した患者」という意味になります。わざわざ何を強調したくてこのconsecutiveをつけるのか気になったので、似た単...
先日重症筋無力症の新規薬剤ウィフガートの薬価が決まったことを確認しましたが、その際に一緒に薬価が決定されていたのが、片頭痛の新規急性期治療薬のラスミジタンlasmiditanです。商品名としては「レイボー」でイーライリリ...
さて、Youtubeチャンネルでは次回以降臨床試験について徐々に掘り下げていくため、以前からこのブログでおすすめしている”JAMA Users’ Guides to the Medical Lit...
さて、濃密な第3章の内容からバックドア基準、フロントドア基準の紹介をしていきます。 目次: バックドア基準 フロントドア基準 バックドア基準 まず前回までの記事で観察された結果から介入による効果を推測するには、その変数の...
今日は最近買ったガジェットの紹介です。以前から気になっていたShokzの骨伝導イヤホンAeropexを買ってみました! それまで2000円程度の超安価なワイヤレスイヤホンを使っていたのですが、、、さすがに安いだけあって質...
今回は英語というより専門用語の勉強という感じになりますが、morbidityについて理解を深めてみたいと思います。 論文を読んでいて遭遇したのは以下のような表現でした。 Myelin oligodendrocyte gl...
今回からは2021年の統計応用(医薬生物学)の解答例を考えていきたいと思います。例によって解答が不十分である可能性はありますので、誤りがあればお手数ですが教えていただきたいです。 まずは本番で選択しなかった問4から。 問...
今回のテーマは「〜を明らかにする」です。医学論文においてbackgroundで研究の目的を明らかにする際に、かなりの頻度で使われる動詞だと思います。 コレステロールに関する脳梗塞の二次予防の論文を読んでいて以下のような表...
今回は「〜を解決する」の意味をもつsolve, resolveです。 高齢者の降圧剤の効果を調べた2008年のHYVET studyで下記のような表現を認めました。 In the main HYVET study, we...
問題の概要と解答例 問1は指数分布に従う確率変数Xと一様分布に従う確率変数Yを使って確率変数の和や積を計算していく問題です。独立な場合と独立でない場合まで見ていきます。 (1) 最初は期待値をただ求めるだけの問題ですね。...
さて、今回は「〜を含む」といった表現の違いです。先日読んでいた心停止後の予後予測のメタアナリシスで以下のような表現がありました。 Survivors of HIBI can experience a wide range...
問題の概要と解答例 問2は超幾何分布とベイズ法を用いた問題でした。問題後半の”ベイズ”という言葉に思わずびびってしまい本番は選択しなかったのですが、計算量もさほど多くなく、この問題は選ぶべきでしたね・・・。ベイズ法は実は...
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