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【使う】employ, utilize, exert, applyの違い【TOEFLに役立つ英語表現】

今回はuse以外に使えるようになっておきたい「使う」を意味する動詞の違い・使い分けについて勉強してみます。

違いのポイント

employは「雇う」の意味の方がよく知られていますが、技術や方法などを特定の目的で何かを使う場合にも使われます。使われている場面を見ると「〜という方法を用いる」というようにちょっとフォーマルな印象もあります。

utilizeは何かを効果的に用いるという意味で使われます。日本語であれば「活用する」が近いのかもしれません。こちらもuseよりフォーマルな印象がありますが、使われる場面はより限られます。

exertは権力や力などを行使する、力を及ぼすなどの意味合いで使われます。対象となる目的語が「影響」や「力」を表す単語が多く、他の動詞とは少し異なります。

applyは方法や規則などを適用させるという場面で使われます。apply ~ to …で「〜を…に適用させる」という形もよく使われます。

employ

【意味】

スキルや方法、戦略などを使う

▶︎「雇う」の意味の方がパッと出てきやすいですが、etymologyを調べるともともとは「特定の目的で使う」というところから「雇う」の意味が派生したようです。

【共起表現】

employ techniques
技術を用いる
employ methods
方法を用いる
employ technology
科学技術を用いる

commonly employ
通常使用する
frequently employ
頻繁に使用する

【例文】

The techniques are commonly employed in these labs.
これらの研究所ではその技術は通常用いられることが多い。
The researchers employ this methods in the study.
研究者はその研究でこの方法を用いた。

utilize

【意味】

有効な形で活用する

▶︎辞書の定義でいくとuse something in effective wayとあるので、単純に使うというよりは「有効な方法で使う」→「活用する」という方が近いのかもしれません。
▶︎語源はuseと共通していますが、utilizeの方が後から出てきた表現で、より使われる場面は制限されるようです。useとの違いはフォーマルな表現という点もありますが、それだけの違いではないので、useと可換ではない点に注意したいです。日本語及び海外のサイトでも同様の記述がありました。
https://eliteediting.com/resources/use-vs-utilize/

【共起表現】

utilize technology
技術を活用する
utilize a tool
道具を活用する
utilize software
ソフトウェアを活用する

effectively utilize
効果的に活用する
efficiently utilize
効率的に活用する
fully utilize
十分に活用する

【例文】

We need to focus on utilizing the technology to sustain growth.
成長を維持するためにその科学技術を活用していくことに集中する必要がある。

Cells efficiently utilize glucose to prevent the shortage of it.
細胞はグルコースが枯渇するのを防ぐため、効率的に活用している。

exert

【意味】

権力や力を行使する、用いる

▶︎exert myselfで「努力する」という意味にもなります(=make an effort)

【共起表現】

exert an influence
影響力を及ぼす
exert a pressure
圧力をかける

▶︎文字通り物理的な圧をかける場合と精神的な圧力をかける場合と両方を含みます

【例文】

We don’t actually exert influence on the government.
私たちは実際のところ政府に影響を及ぼすことはない。

apply

【意味】

方法や規則などを
特定の状況で適用する

▶︎etymologyで印欧祖語を調べると”ad(to)“と”plek(to plait=編む・折り畳む)”となっています。このplekは実はemployと同じ語源にもなります。「ある方向へ折り合わせる」→「特定の用途に適用する、使用する」という意味になっていったことが推測されています。plekを語源とする単語は他にcomplex, complicate, duplicateなどが挙げられます。
▶︎また、ブレーキや圧力をかける、という意味でも使われます。

【共起表現】

apply principles
原理を適用する
apply rules
規則を適用する
apply knowledge
知識を用いる

apply brakes
ブレーキをかける
apply pressure(=put on pressure)
圧力をかける、圧迫する

【例文】

This knowledge is applied to clinical practice.
この知識は臨床診療で使えます。
The same rule should not be applied to this case.
同じルールはこの場合に当てはめるべきではありません。

まとめ

以上をまとめてみますと

employ – 方法や技術を用いる
utilize – 技術などを活用する
exert – 影響力や権力を行使する
apply – 規則などを適用する

このようなイメージかと思います。日本語でも「使う」という動詞はこの上なく便利ですが、英作文でもuseを単調に繰り返すことになりがちなので、表現を少しずつ変えられるようにしたいところですね。

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参考としたサイト・文献

(単語の意味・語源はこちらを参照Cambridge Dictionary | English Dictionary, Translations & Thesaurus , 英和辞典・和英辞典 – Weblio辞書, ハイパー英語語源辞書, Dictionary.com | Meanings and Definitions of Words at Dictionary.com, Etymonline – Online Etymology Dictionary)

(共起表現はこちらを参考にしていますSKELL,COCA)

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